涙はきっと
「旬は、誰となったの?」

笑美が笑って聞いてきた。

「石川?とか言うギャル奴だよ。笑美は?」

「佐藤君だよ。加奈となんだっ!今日、あたし加奈と喧嘩したんだぁ」

「へっへぇ。」

僕はとまどって笑った。

「旬?何かおかしい…あははっ」

「何でだよぉ"全然おかしくないし!」

「旬おもしろいね。出逢ったころも、とまどって敬語の使い方どうかなってしぃ!」

「ば~か!!あれが本当の敬語なんだよっ!」

「へぇ~!初めて知ったよぉ。ていうか、明日!!なにくれるの?」

「え?明日って?」

「ひど~い!明日私の誕生日なのにぃぃ。」

「まじで?何にも用意してないよぉ!今日買いに行くから何がいい?」

「何にもいらないよっ♪大丈夫」

笑美は笑って言った。
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