涙はきっと
「旬~大丈夫?」

そう走ってきた笑美。

「え?笑美?」

明るい茶髪に、ピアス…?

「イメチェン♪梅さんみたいになりたいからぁ♪」

「お前馬鹿だろ!!やめろよ。」

「いいじゃん。てか前から髪染めてたし、明るくしただけじゃん。
ピアスの穴もあけてたし…」

「似合うよ。でも、笑美じゃねーみたい。だからやめろよ」

「旬!最低。ひどいよ。せっかくイメチェンしたのに…」

「梅とか言う奴ともう付き合うな。あいつ、お前のこと嫌ってる」

「知ってる。今日、屋上で怠慢はるから。」

「え?お前、笑美じゃなくなってる。どうしたんだ?」

「性格までイメチェンした。あいつ私がボコんないと、分かってねーから」

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