涙はきっと
―次の日―夏休みのはじまり。

「ただいまぁ。」

元気良くおふくろが、帰ってきた。

「おかえり。」

「旬!!アンタ、バイト始めたんだって??」

「あぁうん。」

「馬鹿!!さっさと辞めておいで!」

「何でだよ??」

「私だって働いてるんだから、アンタまで働かなくていいでしょ」

「分かった分かった。」

僕は、そう言うとガソリンスタンドまで走って行った
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