IMITATION LOVELESS -Remember-


幸せそうな笑顔で憐を抱き締める。
憐の香りを堪能するように鼻を押しつける。


「ちょっと…二人とも……ひゃん!」

「久しぶりの憐の香り…」

「落ち着く…」


二人は憐の首筋や耳、項-ウナジ-を鼻先で擽ったり、味わうように嘗めたりする。


「な…んで……、香りを嗅ぐのに…舌が出るの………っん!?」


「はぁ…甘い香り………れん~」

「やぁ! 優夜! 首……嘗めちゃ…噛むなぁ!」


優夜は憐の首筋に唇を這わし、痕をわざと残していく。


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