IMITATION LOVELESS -Remember-
「もっと 違う方法で愛を表せないの~? 憐がどれだけ、アンタたちを想ってたか…」
「………ん」
「そうだな…」
二人は頷いてから憐に向かい合い抱き寄せる。
瞼を下ろし、互いの体の温度を溶かし合うように抱き締めた。
「憐…ずっと…、一人にして……、ごめんね…?」
「あの時の約束を……これから、果たしていきたい…」
優夜と刹那は憐を離し、顔を見つめながら呟いた。
「「ずっと…永遠に、
何があっても、憐の傍で
憐を愛することを
誓います……」」