IMITATION LOVELESS -Remember-
「ゆ…ぅ…やぁ…、」
憐は震えながらスカートに潜り込んでくる優夜の手を押さえる。
頬を赤らめて拒絶するが、憐は力が入らず押さえ切れなかった。
「あぁ…!」
「…、クス… 刹那ばっかり相手するからだよ?」
優夜は刹那を横目で見ながら憐の耳元で呟いた。
「ゆ……やぁ!!」
憐は体全身を大きく跳ね上げると優夜に必死にしがみついた。
涙を流し、激しく震える。
そんな憐を見た優夜は眉を潜め、柔らかな身体を優しく抱き締めた。
「意地悪してごめんね?」