IMITATION LOVELESS -Remember-
憐は腹部から伝わる甘い痺れに体を捩る。
擽ったさとは違う感覚は憐にとって、二回目だった。
「……刹那、」
「刹那ばっかり見ないで、俺も見てよ…?」
優夜が声を低くして憐のスカートの中に手を滑り込ませる。
「っ…、優夜…!」
極度に短いスカートの中で優夜の指が憐の太股を這うように撫で回す。
冷たい優夜の指。
暖かな憐の太股の熱を奪っていくようだった。
「…つ…めた……い…」
「…優夜にばっかり相手するなよ?」
刹那が腹部から手を胸部に撫で上げていく。
あまり大きくない憐の膨らみを撫でる刹那の大きな手。
恥部に掠めた優夜の長い指。