幼なじみ~どうしようもなく君が好き~

「うん・・・」


あたしは静かに、だけどしっかり頷いた。


あたしが頷いたのを見て、翔太はあたしを抱っこして持ち上げた。


「ちょっと、降ろしてよ!」


あたしは恥ずかしくて、そう言うと、


「暴れると落ちるぞ」


翔太はそう言って、降ろしてくれる気配はないので諦めた。

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