幼なじみ~どうしようもなく君が好き~

「カレーを作ったの」


あたしは鍋をかき混ぜながら言った。


ギュー


翔太に後ろから抱き締められた。


「美味しそう」


そう耳元で囁かれた。


あたしはびっくりして、鍋を混ぜる手が止まってしまった。

< 135 / 209 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop