幼なじみ~どうしようもなく君が好き~
「面白かったね」
映画が終わって、映画館の近くにあるカフェにきている。
「あぁ」
そんなことを言ってるけど、本当は翔太と映画を見るのなんて初めてだし、意外と席が近くて凄い緊張しちゃって、見たかった映画なのにあまりちゃんと見れなかった。
そんなことを考えていると、
「どうかした?」
「えっ?」
「急に黙ったから」
「ううん、なんでもない」
そう言って、目の前の紅茶を飲んだ。
あ~、ヤバい!
また緊張してきちゃった。