幼なじみ~どうしようもなく君が好き~

「あたし行くね」


翔太が来たのを見て、梨々香が言った。


「え・・・・梨々香っ」


あたしは翔太と二人になるのが嫌で、思わず梨々香の手を掴んだ。


だが、梨々香は


「菜々美、ちゃんと矢崎くんと話さないと駄目」


そう言って、梨々香は行ってしまった。
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