生徒会長の秘め事！

私は、無我夢中で森の中を走った。


途中何度、転んだ事も覚えていないくらいに。



私は意識朦朧としながらやっとキャンプ場第二広場にたどり着いた。



私は息切れをしながら近くで夕食の準備をしている女の人に声をかけった。



「はぁっ、すいまぁ……せんっ。」




「はい。なんでしょぉ……。」


声を掛けられた女の人は私の姿を見て驚いた。


それは驚くに決まってる転んで足は血まみれだし、服は破けていて顔は木の枝で引っ掻いていて傷だらけでボロボロだからだ。


「た、大変！！どうしたの！！！」

と言って慌てる女の人。


私はそんな女の人を気にも留めず泣きながら叫んだ。


「ふぇっ……、お願いっだからぁ。助けてください！！」