my sweet love


そんなとき先生に
声を掛けられた


「浅川?」




なんだろう?

と思いつつ止まった


「はい」


すると先生が
心配そうな顔をしていた



「何かあったか?」



「いえ、何も…」


どうゆう意味だろう?


と思っていると
隣にいた霸瑠が


「先生
柚、今日風邪引いてるから
ちょっと遅めなだけだよ」



あぁ先生はその心配を
してくれたのか



「そうなのか?」


と霸瑠の方にあった
先生の視線が
私の方へ向けられた



「はい
でも大丈夫なんで」



「そうか?
じゃあもし
辛くなったりしたら言えよ?」



「はい」



「じゃあとりあえず
皆終わってるから
お前ら二人は今日は一周でいい」



「はぁい」


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