my sweet love


「めーるで
送ればいい?」


「うん ねぇ柚?」


「んー?」

ケータイをいじっていたから
適当に返事をすると

「辛いでしょ?」


「えっ?」


「顔が無理してる
ただベッドに座るより
ベッドあげた方が
良いんじゃない?」

少しなのに
やっぱり霸瑠には
バレちゃうな

「うん…そうする
でも…龍にばれると
あとが大変だから
一緒にベッド上げよ?」


「良いよ(笑)」


「じゃあ食べよっか?」

「うん…でも…」

「「食べれない…」」

二人の会話が組み合い
二人とも同じことを
考えてた…

「えっ?」


「霸瑠も?」
「柚も?」


「「うん」」


「あはは…」

「すごいくらいに
おんなじ事考えて
おんなじこといってるね…」



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