my sweet love
「夜は家でいいか?」
「うん何でも」
「外で食べたいのはやまやま
なんだけどさ…」
「だけど?」
「退院早々つれ回して
疲れたでしょ?
ちょっと顔色悪いし」
「あたしのこと心配しすぎ
万一のときは
優秀なお医者様が着いてるし(笑)
それにさ」
「それに?」
「疲れたけどその疲れたは
体調の疲れたじゃ無くて
楽し疲れただよ?
しかも今は元気だし
遊べるときに遊んどかないとね」
「そうだなお互いにな」
「うん」
「じゃあ行くか」
「どこ行くの?」
「俺のおすすめの店」
「ならどこでも良いよ(笑)」
「おぅ」
そうして喋っていると
いつの間にか駐車場に
着いていた