my sweet love


「部屋多くない?」


「1つは寝室
あっそう言えばいっしょに寝るからな」

「えっ?」


「いっしょに寝たいし
体調悪くても直ぐに見れるし
それにキングサイズだしな」


「はぁ…」


「もう1つは空いてるから
柚の勉強部屋と洋服とか必需品用で」


「良いの?」


「あぁ
そんで後は俺の書斎と
点滴だいとかがある部屋だ」


「点滴……?」


「あぁ
前に一度だけ
体調崩したときに智(とも)
が持ってきてくれた」


「智…さん?」


「安心しろ男だ」


「あぁ」


「そんで残りの1つが
ちょっと厄介なんだが……」


「なに?」


「その智がな…
よくうちに泊まりに来るんだ(苦笑
暇潰しとかほざいてな…
そのときのためのってか
智の部屋だな…」


「そう…なんだ」

龍だけでもおとこの人とは
初めてなのに…
もう一人か…

「いやでも
柚が嫌だったら止めさせるし」


「ううん
りゅうの友達なら大丈夫」


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