my sweet love


そう言って龍は
車を止めた


「高そうなマンション…」


「智たぶんいるぞ?」


「龍の家に?」


「いや、あいつの家に」


「どうしてわかるの?」


「あいつんち
俺んちの下なんだよな…」


「そうなんだ」

近っ

「顔見るか?」

それって…

「会うってこと?」

「まぁそう言うことだな」


「優しいんだよね?」


「あぁただのバカだ」

龍を信じよう!

「会う」


「じゃあ行くか」

そう言ってエレベーターへ
乗り込んだ私たち…
すると驚くことに!!
屋上の印のとなりにプールのマーク
そのしたの最上階の階数は…

なんと!34階!!


そして
龍はそのしたの33のボタンを
迷うことなく押した


ってことはまさか…
龍の家って!?最上階!?



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