my sweet love


そうして龍の家に着いた

「うわぁ!ひろーい!
見てきていい?」


「あぁ」

りゅうに許可をとってから
色々な部屋を見て回った

龍が言っていた通り
1つはお兄ちゃんの部屋
1つは龍の書斎などと
一目でわかる部屋ばかりだった

そうして最後にリビングに行くと
リビングダイニングは
殺風景なモノトーンだった

「龍の言ってた通りだった」


「どれがどれだか
直ぐにわかっただろ?」


「うん」

と話をしているときだった

「柚ちゃん」


「はい?じゃなくてなに?」


「やっぱりお兄ちゃんじゃなくて」


「んーじゃあ
智にい?智くん?とも?」

「智がいい
なぁりゅう智でいいか?」


「柚に名前で呼ばせんのか?」

「私は良いけど」

「あらあら龍くん
焼きもちですか?」


「別に良いけど」


「じゃあ智って呼ぶ
私のことは柚って呼んで?」


「良いの?りゅう」


「はぁ仕方ねーな」


「じゃあ柚で」


「オッケー何か
親近感めっちゃわく!!」



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