my sweet love


「ところで柚
柚の荷物今持ってきたいんだけど
一人にして平気か?」


「平気だけど…
私も手伝うよ?」


「いや智がいるから平気
なぁ?とも」


「あぁじゃあ
柚さちょっと待ってて?」


「うん
ありがとう」

そう言って二人が
行こうとしたらいきなり
龍が立ち止まって…

「とその前に」


「ん?」

「もう11時だな
疲れてるだろ?」


「ううん?」


「目がトローンとしてる
俺ら10分~15分位で
帰ってくるけど
眠かったら寝ていいぞ?
その代わりちゃんと
ベッドに行けよ?」

「うんありがとう」


「じゃあ行ってくる」


「柚ー行ってきまーす」

「行ってらっしゃい」

と智は異様に
テンションあげ上げで
家を出ていった


そしたらなんだか
急に眠くなってきて
ソファーで蹲ったまま寝てしまった



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