my sweet love
「悠さんは?
この時期に転校しちゃって
そう言う大事な
友達とかと別れるの
大変じゃないのかな?」
「あいつはちょっと特別でさ
昔から人付き合いが
苦手らしくて
それに入院とか
多いからいじめとかも
あったらしくて
今回は良い機会っていうか
あいつ的には
良かったみたい
だからさ柚と霸瑠ちゃんに
あいつの友達になってほしいんだ
あいつには言ってあるんだ
そんなにたくさんの友達は
入らないって
その代わりホントに大切な
一生付き合えるような
心のあったかいやつ
一人や二人で良いって
だからその一人に
なってやってもらえないか?」
「そんなの…
良いに決まってんじゃん」
「ありがとな」
「そんな
お礼言われるような
ことじゃないよ
お互いに会うのが
楽しみだとおもう
まだあったこと無いけど
何かそんな気がする」
「そう言ってもらったら
悠の彼氏として
俺めっちゃ嬉しいわ
でもここに悠が
居ないからこそだな」
「そうだね
本人がいないときに
言えることって
あるよね?
もちろん良い意味でだけど」
「そうだな
龍のこともな」
「教えてくれてありがとう」
「あぁ
そろそろ寝るか?
もう11時だからな」
「もうそんな?
寝ないと!」
「じゃあおやすみ」
「うんおやすみ」