my sweet love


智とお休みをして
それぞれ別の部屋に入って
私はダブルのベッドに
一人って寂しいなって
思いながらごろごろしてたら
知らないうちに寝ていて
昨日のうちにセットしておいた
携帯のアラームで起きた

あんなに心細かったのに
寝たらあっという間だった

智を起こそうと
寝室の部屋を出たら
智がいて驚いた

「おはよう」

「おぉ柚
早いなまだ六時だぞ?
気合い十分か?」

「まぁね
それより智も早くない」

「いつも五時おきだから
癖で起きちゃうんだよな」

「そうなんだ」

「龍が帰ってくるのは
多分11時頃で
悠が来るのは8時頃だな」

「じゃあ
私お風呂入ってくる
あっ段ボール…
まだ片付けてないんだった…」


「平気だよ
取り合えず柚の
部屋に案内するよ」

何が平気なのか
気になったけど
いけばわかると思って
素直に答えた

「ここだよ開けてみ?」

そういわれて
開けた瞬間驚いた

「なに…これ?」

「龍がやってたよ」

「ヤバイ!!
めっちゃ可愛い」


「あいつの自信作だな(笑)」


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