my sweet love


「まぁたまにはな
俺はソファーで寝っから
気にすんな」

「俺と変わるか?」

「いや良いよ」

「じゃあ
俺の部屋に布団引いて
たまには男二人で
寝ようぜ!」

「分かったよ」

やっぱり仲良いんだな
って思った

「じゃあ龍!
私と悠の自信作
食べてみて」


「あぁいただきます」

「俺もー行っただきまーす」

そう言って
二人は目の前にある
料理を口に運んだ

どう反応するかが
怖くて目を瞑っていると

「「うま!!」」

そんなキレイに
ハモった嬉しい言葉が
私の耳に届いた

「ホントに!?」
きっと私の今のかおは
目がキラキラしてるだろうと
予想しながら
二人にもう一度聞き直した


「めっちゃ上手いぞ!
さすが俺の彼女の悠!と
親友の彼女だな」

智にそういわれて
嬉しそうに悠が答えた

「当たり前!」

「智ありがとう」

そしたら龍の
真面目な声が
聞こえてきた
「なぁゆず」

「まさか不味かった?」


「いや逆でめっちゃうまい!!」

「まじ!?ありがとう」


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