my sweet love


「柚ちゃん?」



「はい」



「今、龍が
こっちに来れないんだって
だからどうする?」



迎えに来てもらわなくても



「歩いていけるよ?」



「分かったわ
じゃあ今担任の先生に
言ってくる
鞄は霸瑠ちゃんに用意して
もらってるから
柚ちゃんは龍に
メールでもして伝えておいて」



「はい」



ガラッ

その言葉を残して
美穂ちゃんは保健室から
出ていった





< 18 / 334 >

この作品をシェア

pagetop