my sweet love
「ハァハァ疲れたー!」
そう言って
一番先に根をあげたのは
一番乗り気だった
悠だった
「ゆず!!」
「なに?
もうやめちゃうの?
まぁ疲れたけど」
そう言って
私はゆずが座っている
ソファーの隣に座り込んだ
「何で初めてなのに
そんなにうまいの!?
私昔テニスしてたのに
負けたよー!
柚はやったことないでしょ?」
「うん」
「才能って
うらやましー!!」
「ありがとう」
そう言って
私たちは休憩に
入ったが…
「まだまだ!!ハァ
龍!お前には
負けないぞ!」
「そんなに息上がって
俺に勝てるとでも
思ってんのか?」
「ハァ当たり前だハァハァ」
そんな智の姿を
見兼ねてか
悠が口をはさんだ
「悔しいけど
智勝てそうにないから
龍と柚の勝ちだね」
「やったぁ!」
「やったな柚
よく頑張ったよ」
「あ~あ負けちゃった」
「ううぉー負けたー!」
「智うるさい!!
智のせいで負けたんだからね
一週間焼肉禁止!!」
「えー!
悪かったよごめん悠
だから一週間も焼肉禁止
なんて勘弁して!」
「だって智
カッコ悪かったもん
だから許さない!!」