my sweet love


私の用意したものは
二人よりも
定番過ぎるけど…もう
仕方ない!!

そう思っておもいっきって
顔がほころんでいる龍に
話しかけた

「ねぇ龍
これ…私からなんだけど」

「マヂ!?みて良い?」

「ぁあ!その前にさ…?
がっかりしないでね」

「そんなことしねーよ」

そう言って袋を明け始めた

そんな龍を
どんな反応をするか
ドキドキしながら見ていた

「便利なボールペンだなぁ!!
俺さいっつも4・5本も
胸ポケにペン指してて
取り出すのとか
大変だったんだよな
しかももう切れそうだったから
ちょうど良かったよ
メモ帳も切れそうだったんだよ
まじセンス良いな
さっすが俺の彼女
ん?これ…ストラップか?
しかも柚も持ってるよな?」


「うん、私のは黄色
龍のは緑でもしよかったら
お揃いでつけないかなって…
くっつけると
ハートになる…みたいな」

「いやつけるつける
始めてだよペアストラップとか」

「ありがと」

「これ見るたびに
柚のこと思い出せるな」

「ほらそこの
ラブラブカップル!!」

「んだよ」

「そう言う言い方は
よくないよりゅうくーん?」

「ハイハイ
柚話の続きは後でな」


「うん」



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