my sweet love


そして今は
悠と二人で寝室のベッドの上

『寝るまで
ここにいる!!』
って言って聞かなかった智を
悠が一言でおさめた
その一言とは…
『来るんならずっーと寝ない』


「柚」

「ん?」

「ありがとね」

「えっ?」
意味がわからず
そう答えた私に
昨日智に教えてもらったことを
知らない悠はより詳しく
話すのも嫌だろう過去を
私に話してくれた












「だから友達になってくれて
ホントにありがとう」


「ううんそんなことないよ
私も悠と出会えて良かった
話してくれてありがとう」

「明日は学校だね」

「あっ私の友達に
霸瑠って子が居るんだ
私の親友なの
だから3人で仲良くしようね
霸瑠もここに来て良いって
龍が言ってるから
今度3人で遊ぼ」

「うん
二人は何クラ?」

「2Cだよ」

「う…そ…?」

そういった悠の目からは
涙がこぼれ落ちていた

「え?どうしたの?」

「同じクラス…」

「マヂ!?良かった」
そう言って私は
悠のことを抱き締めた

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