my sweet love
「ねえ悠」
「なぁに?覇瑠」
「柚が話したいことがあるんだって」
「えっ?何?」
「実は…昨日の夜に発作が起きて
今朝は熱も出てきて
朝から点滴してた…」
「じゃあまさか
おうち出るときのあれも
こけそうになったんじゃなくて…」
「そう…倒れかけた」
「龍も智も知ってるの?」
「うん…ごめん」
「ううん
いま話してくれたから良い」
「ごめん」
「良いって(笑)」
「ありがと
あっいっつ…」
「柚?」
「柚⁉まさかまた⁉」
「うん…」
「えっえっ?」
「さっきもあったの
いきなり痛がり出したから
うちも驚いた
柚?大丈夫?」
「うん…」
そういって二人で背中を
さすってくれた
それでまた数分して
おさまった…
「ごめん心配させて…
もう平気だから」
「さっきより長かったけど
ホントに大丈夫?」
「ねぇ柚あたしのこと
心配してくれてるでしょ
あたしには覇瑠がいてくれるから
心配しないでいいよ」
「悠…ありがと
じゃあごめん二人
行っていい?
休んだらよくなると思うから
だからまだ龍と智には…」
「分かった」