my sweet love


それからすぐに龍に電話をした

『もしもし』

「もしもし」

『柚やっぱり駄目だったか』

「ごめん9度まで上がっちゃって」

『分かった
今から行くから
美穂んとこだろ?』

「うんごめん」

『良いって』

「ごめん…ごめん」

『分かったから待ってろ』

「うん」

そう言って私は通話を切った

「柚ちゃん?大丈夫?」


「うん」

「帰るよね?」

「うん
あっカバン…」

「龍がくる時間にもよるから
とりあえず寝てな?」

「うん」
そう言って美穂ちゃんは
カーテンを閉めてくれた

それで力が抜けてゆっくり
よこになろうとしたら
またきた…

痛い…

どんどん場所も
みぞおち中心になってきて
痛みも強さを増してきた













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