my sweet love
10分位してようやく収まった頃には
もう体力の限界で座っていた体を
横に倒した
自分でもわかるくらい
ホントにおかしい…
龍に伝えた方がいいかな?
でもまた心配かけるし…
そんなときまた扉が開く音がした
そのすぐ後に
ききたかった声が聞こえた
「美穂」
「あっ龍
そこのベッドに寝てるわ」
「ありがとな」
「ねぇ龍
今日は柚ちゃん
自分から電話したんだけど
龍知ってたの?」
「あぁ」
「ならなんで!」
「今日転校してきた子を知ってるか?」
「悠ちゃんでしょ?
覇瑠ちゃんから聞いたけど」
「あいつも柚と覇瑠ちゃんと
同じなんだ」
「同じって…そうなんだ」
「あぁしかもな悠は智の彼女だ」
「えっ!?あの智の?」
「ああ(笑)
それでな悠は前の学校で
いろいろ女特有の
トラブルがあってな
だからそんな悠にあいつは
ひとりで行けなんて言えなくて
俺もそれは考慮しようと思ってな」
「そうだったんだ
なら早く柚ちゃんを
治療してあげて」
「おぅ」