my sweet love



「じゃあ行くか」

「待ってカバンが…」

「どうしようか」

「今何時?」

「9時にじゅう…7分だな」

「もう終わるから覇瑠に
連絡して持ってきてもらう」

「熱は上がってる感じするか?」

「うーんそれより気分悪い…」
龍には申し訳なかったけど
泣いていた時に起こしていた体を
横にした

「んーなんも変なもん
食ってないよな?
食ってたら悠もなるよな
はきそうか?」

「まだ頑張れる」

「吐いてもいいぞ」

「吐く方が大変だからいい」

「そうか」

キーンコーンカーンコーン

「なったね
今から電話するから待って」



「柚⁉どうした?」

「ごめん覇瑠
今龍が来てくれて帰るから
カバン…お願いしていい?」

「いいよ?お腹大丈夫?」

「あの後一回10分くらい
かかったのがあったけど今は平気」

「ホントに大丈夫なのかよ~?」

「うんでも今から一応
検査は受けに行くけど…」

「まあじゃあ今から
悠と急いでいくから」

「今日のノート入れておいて
もらっていい?」

「分かった
んじゃ待っててね」



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