my sweet love
「ゆーずー」
あっ悠の声だ
そう思って
起き上がろうとしたけど…
「これ以上悪化すると困るから
もうずっと横になってろ」
「はーい…」
「柚ちゃんあそこの
ベッドにいるよ」
「「はーい」」
がらっ
「ゆず?」
「ありがとふたりとも」
「いえいえ(笑)」
「なぁ悠」
「ん?何龍」
「お前はお腹平気か?」
「うんまったく何の
変化もないよ」
「そうか~なんだろうな…」
「みんな心配かけてごめんなさい」
「柚が元気になってくれれば
みんなそれでいいんだから」
「ありがとう」
「じゃあ行くか?」
「うん」
「歩けるか?」
「…多分」
「気持ち悪いのましたか?」
「だいぶ…」
「じゃあ抱いていくのでいいか?」
「うんごめんありがとう」
「じゃあゆうと覇瑠ちゃんは
次の授業に遅れないように
行って来い(笑)」
「「はーい」」
「じゃあ美穂カバン車まで
お願いしてもいいか?」
「えぇ」