my sweet love

「ほんとだよねー
逆にほそすぎってかんじ」

「柚までー…」

「そうだぞ悠
おまえは少し太れ」

「そうだな
主治医としても
智に同感だな(笑)」

「もう‼みんなして
ひどいよー
覇瑠と柚だって
ほっそいじゃん‼」

「確かにな
二人とも悠と
同じでもう少し
体重上げた方がいいな」

「龍先生ー」
「りゅうー」

「ほらー
二人ともうちのこと
いえないじゃーん」

「ねぇ話変わるけどさ
やっぱり覇瑠
龍のこと龍で
いいんじゃない?」

「そうだねー」

「でも…」

「いいよね龍?
あたしだって彼女でもないし
患者なのに龍って
読んでるし」

「俺は別にいいぞ
俺も覇瑠って呼んでるしな」

「じゃあ龍って
呼ぶようにする(笑)」

そんな話をしてたら
悠がお箸を落とした

「あっごめん」
そういって拾ったっと
思ったらゴンッって音の
後に床に何かがぶつかるような
音が聞こえて
皆が机の下をのぞいてみたら
悠が倒れていた

「悠‼」
真っ先に覇瑠が声を出した

すぐに智がしゃがんで
悠を診た

「大丈夫か?」

「あぁ頭打って
気絶してるだけだ」

「よかったー」




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