my sweet love

安心してあたしまで
車椅子から上げてた体が
床に崩れ落ちちゃった

「じゃあそろそろ
休んどけ
柚も悠と一緒に寝とけ」

「はぁい」

「それから覇瑠お前もだぞ」

「えっなんでー?」

「分かってんだろ?
今日は色々負担かけて
悪かったな
ゆっくり休んどけ」

「やっぱばれてたか(笑)」


そう言って
智が悠を龍があたしを
姫抱きにして
その後ろに覇瑠が
付いて来る状態で
寝室へと向かった





「はい悠と覇瑠は
熱計って」

「「はぁい」」


しばらくして
二人の体温計がなった


「何度?」

ってきかれて
覇瑠が先に答えた
「37.8…」

「解熱剤するな
んでゆずは?」

「38.8…」

「下がらんな
発作を抑える
強い薬つかっていいか?」

「副作用は?」

「発熱と吐き気と目眩」

「んー…
でも発作よりは楽だよね」

「そうだな」

「じゃあお願い」

「わかった」





 
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