my sweet love
そんな空気の中口を開いたのは
ほかの誰でもなく
告白する張本人の荘先生だった
「あっあの覇瑠ちゃん」
「はい!?」
「いきなりで悪いんだけど…
俺、覇瑠ちゃんが好きだ
守っていきたい
俺とつき合ってくれないか?」
「えっあの、こちらこそ//」
「ありがとう」
そこで四人でパチパチと
小さな拍手を贈った
「おめでとうございます!
荘先生!!」
「柚ちゃんありがとう」
「覇瑠おめでとう」
私はまだ真っ赤な顔をした
覇瑠にそう声をかけた
「あっありがとう//」
「柚ー?まさか知ってたんじゃ
ないでしょうね?」
と不服そうに悠が
尋ねてきた
「ううん
あたしも帰ってきて
荘先生と話してから
知ったんだよ!」
「全く龍も智も
言ってくれればいいのにさ」
「ほんとだよねー?」
「まぁ
楽しかったし
俺らにとっても嬉しい
知らせがあって
よかったじゃねーか?」
と文句を言い出した私達を
龍は優しくなだめた