my sweet love
表示を見ると
38、7の数字
「覇瑠立てる?」
そうきかれ立とうとした
覇瑠はバランスを崩して
倒れかけた
私がとっさに支え
大丈夫だったけど
タクシーは悠が
もう呼んでくれていたから
私はそのまま
覇瑠を抱えたまま
悠にこのまま行くことを
伝えてすぐに家を出た
タクシーはすでに来ていて
私たちはすぐに乗り込んだ
そのタクシーの中で
私はすぐに龍に連絡を取った
『もしもし?』
「もしもし龍?」
『柚!?どうかしたか?』
「いま病院に向かってる」
『は?』
「いま覇瑠が貧血と熱が38、7で
咳もでててちょっと朦朧としてる。
それと悠が体調悪いって
言ってるから三人で
そっちに向かってる」
『わかった
悠の熱は計ってないんだな?』
「うん」
『わかったあいつらにも
伝えて準備しておく』
そう言って電話は切れた
「悠大丈夫?」
「ん なんとか」
「頑張ってねもうすぐだから」
「うんありがとう」