my sweet love
「あぁそれでいい
でも処方前に
ちゃんとせつめいしてな」
「はい」
「よろしくー」
龍と看護士さんの会話で
目が覚めた
看護士さんが出て行ったのを
確認してから龍に声をかけた
「りゅぅ?」
「ん?おはよう
大丈夫か?」
「ケホッん…ちょっと気持ち悪いかも」
「吐きそうになったら
我慢しないでいえな」
「また…また入院?」
「いや
このまま安静にしとけば
大丈夫だと思うから
今回は免除」
「ケホッケホッ智は?」
「んー入院させたいんだけど
あいつ絶対嫌がるから…」
「そっか…」
「まぁでも智なら
あと2~3日もすれば
元気になる気がするけどな」
「ならよかった…」
「まぁこの時期の
ウイルスだったらまだな」
「ん?」
「もうちょい後だと
流行りまくってて
もっと長引くんだ」
「そーなんだ…」
「そういえば
柚のカルテ見たら
柚毎年かかってるよな」
「ぅん…
毎年気付いたらなってる…」
「そっか
まぁ今年も気をつけろよ
ても俺が居るから
平気だとは思うけどな」
「ありがと」
「もう少しねれるか?」
「ん?うん」
「一緒にかえれるんだけど
まだ少し仕事が残ってんだ」
「んおっけ」
「じゃぁおやすみ」
「おやすみぃ」