my sweet love

「あぁそれでいい
でも処方前に
ちゃんとせつめいしてな」 

「はい」

「よろしくー」

龍と看護士さんの会話で
目が覚めた

看護士さんが出て行ったのを
確認してから龍に声をかけた

「りゅぅ?」

「ん?おはよう
大丈夫か?」

「ケホッん…ちょっと気持ち悪いかも」

「吐きそうになったら
我慢しないでいえな」

「また…また入院?」

「いや
このまま安静にしとけば
大丈夫だと思うから
今回は免除」

「ケホッケホッ智は?」

「んー入院させたいんだけど
あいつ絶対嫌がるから…」

「そっか…」

「まぁでも智なら
あと2~3日もすれば
元気になる気がするけどな」

「ならよかった…」

「まぁこの時期の
ウイルスだったらまだな」

「ん?」

「もうちょい後だと
流行りまくってて
もっと長引くんだ」

「そーなんだ…」

「そういえば
柚のカルテ見たら
柚毎年かかってるよな」

「ぅん…
毎年気付いたらなってる…」

「そっか
まぁ今年も気をつけろよ
ても俺が居るから
平気だとは思うけどな」

「ありがと」

「もう少しねれるか?」

「ん?うん」

「一緒にかえれるんだけど
まだ少し仕事が残ってんだ」

「んおっけ」

「じゃぁおやすみ」

「おやすみぃ」


< 326 / 334 >

この作品をシェア

pagetop