my sweet love
3分の1くらいを
食べたところで
すでにお腹は
膨らんでいたが
3分の2くらいまで
思いきって食べた
でも
それ以上はもう
体が限界を
達していた
「柚
ホントに大丈夫?」
「平気だよ…
これ以上は
無理だけど…」
行きなり食べた
気持ち悪さや
熱が上がってきたと
分かるような
感覚の悪い汗が
体に流れ出てきた
「顔色悪いよ?」
「大…丈夫…」
霸瑠の手が
私のおでこに
触れたと思えば
「あつっ」
と言う霸瑠の声が
耳に届いた
「先生
呼んでくる」
そう言った
霸瑠の手を
反射的に
つかんでしまった
「ダメ…」
「これ以上
悪化してキツいのは
柚だよ?」
その言葉に
私は霸瑠の手を
離すしかなかった…