my sweet love


そんなときだった

ガラッ

「回診の時間だよ~
ってゆずっ!?」


「あっ先生!!」


「せ…んせ…い?」


直ぐに
霸瑠に倒れかかっている
わたしの体を
抱き上げベッドに
運んでくれた


「は…る…ごめ…ゴホッゴホッ」

「大丈夫だから
今は話さないで」


「ハァハァ…あり…ハァがと…」

「熱はかるぞ?」


「長谷川先生?
さっきはかったら
9度4分でした」


「そっかありがと」


「ゆず?
嫌だろうけど熱高いから
点滴増やすぞ?」

嫌だけど楽になれるなら
なんでもいい…

「ハァハァ…もう…
ハァハァ…なんでも…」

「分かった!!
分かったから話すな」


それだけ言って
先生は
点滴をした



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