my sweet love


「霸瑠
大丈夫?」


「うんありがと」

そう言いつつも
霸瑠は少し
ぐったりしていた

「ゴメンね…
あたしのせいで…」


「ゆずのせいじゃないから」


「うんハァハァ」

だんだん堪えるのが
厳しくなってきた…

「大丈夫!?」


「へ…いき…ハァハァ」

霸瑠が
ベッドを降りようとすると
ガラッ!
とおとをたてて
扉が開いた


「霸瑠ちゃん
持ってきたよ
ってゆず!?」

「だい…じょ…ぶだ…から」


「分かったから
今は喋るな」


「は…るさき…に」

私がそう伝えると
私に酸素マスクを着けた

「分かったよ
霸瑠ちゃん点滴しようか」


「えっ?」


「霸瑠ちゃんも
ゆずが頑固なの
知ってるでしょ?」

そう言って直ぐに
点滴を霸瑠につけて

「体温だけ計っといて?」

とだけいい
振り返り私に向いた


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