眼鏡男子の裏の顔
一章

意味わかんないっ!

この季節は冬……

「早く帰らないと!てか寒いよぉ」

寒い中手袋をしている手でハンドルを握りしめ、必死にこいで自分の家へ帰ろうとしている高校1年生の私、鈴宮琴。
バイト帰りの私は一人で夜道を帰っている。

ドサッと大きな音が聞こえた気がしてその方向に視線を向けた。

えっ……?
私はこの瞬間、時間が止まったように感じた。
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