眼鏡男子の裏の顔
柴崎くんとは同じクラスの男子柴崎準君のこと。
あだ名は柴準!黒ぶち眼鏡をかけていて真面目で成績優秀。
真面目と言っても休み時間に教科書を見て勉強をカリカリしている訳じゃなく休み時間などは友達と話したりしている。
1番端の窓側で前から2番目の席。窓側から3番目で前から5番目の私は柴崎君の背中を眺めている。

ずっと見ていてわかることはいつも柴崎君は頬杖をつき空を授業中眺めている。何かを考えているように……。

けどその姿、そして真面目な所に惚れた私。自分の家にいないような男子でいつの間にか目が追っていて好きになっていた。
付き合いたいけど……私の家の事しったらどっちにしても別れるに決まってるし。

それにあの禁止条例があったら意味ないし……。

その禁止条例とはーー。
< 11 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop