眼鏡男子の裏の顔
全部用意ができた私は幹部の所まで行った。

「おはようございます」

《おはようございますっ!お嬢》

朝から声大きいっっ。
さぁー誰に頼もうかな……やっぱり宇野ちゃんかな?
宇野ちゃんって言うのは幹部の中の一人なんだけど昔から遊び相手になってくれて今でも仲のいいお兄さん。まだ24歳だからね!

「ねぇ宇野ちゃん」

「何ですかお嬢?」

「ちょっとこっちきて!」

宇野ちゃんの腕を引っ張り他の幹部に見えない隅の方に行った。
おじいちゃんに内緒だからばれたらやばい。

「あのね、今日車で連れてってくれない?」

「いいですけど理由は?」

「ちょっと体調悪くて。でもおじいちゃんには内緒ね!休まされるから」

「分かりましたけど本当は組長の許可がないといけないんですからね」

「私には宇野ちゃんだけが頼りなの!」

「じゃあ外で待ってて下さい」

「やった!宇野ちゃんありがと」

私は宇野ちゃんに抱き着いて玄関の方に向かった。
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