ドSホスト×ピュア女子高生〜全部がはじめてだった〜
「おーい?」
テレビの前で、母さんがコタツにうつ伏せで寝ていた。
「母さん?ここで寝たら風邪引くよ?」
俺は母さんの肩を軽く揺らした。
「……あっ弘樹!おかえり!ごめんね、ちょっと疲れてていつの間にか寝ちゃってた!外寒くない?仕事お疲れ様!」
良かった、疲れて寝てただけか…
「母さんもお疲れ様!疲れてるんだろ、早く寝なよ!」
倒れたのかと思って少し不安になってた俺は安心した。
と同時に、自分はいつの間にか寝ちゃう位疲れてるのに、俺の心配をする母さんを見て、
もっと俺が稼げたら、母さんを働かせなくて済むのにな、と思った。