キミという名のサンタさん


ダメなわけがない。


むしろキスして欲しい。



「ダメ……じゃない」



顔を真っ赤にしてそう口にした私を満足そうに見て、水沢くんはまた私に顔を近づけてきた。


私もそれに合わせて瞼を閉じていく。




「……ん」




そして私は何度も離れては触れる水沢くんの官能的な甘いキスに溺れていった。





                     *fin*


< 39 / 40 >

この作品をシェア

pagetop