甘い秘密をそっと教えて?

不思議そうな顔をしているアタシに彼女はにっこり笑って言った。


「アタシ、
今回の幹事みたいなもん」


「ああ、
アズサたちの言ってた国際言語の…」


「うん、そう」


「席は一応決めてるからー…。
えっとみんななじんできたら適当に席変わってもかまへんから」


「わかった…」

そう答えアタシは彼女の指定された席に行く。


周り、
知らないひとばっか。
っていうかアヤメとアズサしかわかんないから。


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