甘い秘密をそっと教えて?
いつでも都合のいいとき言ってくれればいいからって言いながらも、
こうして時間作ってくれたんだ。
なのにアズサのことも頼んでしまって…。
アタシが思ってるよりもずっと彼は大変なんだ。
改めてそんなこと、
考える。
作ってきたサンドウィッチを一緒に食べて。
それから彼はどうしても今日中にやっておきたいことがあるからとパソコンに向かった。
さっきも仕事、
忙しそうなこと言ってたし。
アタシはソファに座りぼんやりとそんな彼の背中を見つめる。
悪いことしちゃったな。