日だまりのような君


―――――――――――――――…


学校には、いつもより早く着いた。


教室のドアを開けると、静かで誰もいなかった。


1人を除いて……


その1人というのは、黒沢瞬介という男子のこと。


黒沢くんは、いつも色んな人と楽しそうに話している。


でも、授業は真面目に受けているのだ。




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