大切なもの
そして…
シャーッと、隣のカーテンが開けられる。
「隣に病人がいんだ。出てけ」
「い、樹っ!?」
「キャッ」
「出てくから、ちょ、カーテン閉めてくれ」
カーテンが閉まり、そして、
「悪かったな、樹」
そう颯太の声が聞こえ、保健室から出て行った。
……樹?
シャーッと、カーテンが開けられた。
「っ!!」
「いつ…っ」
と、その時…
樹が、私を抱きしめた。
「辛いなら、泣くなら…俺にしろよっ!!!」
「え……」
シャーッと、隣のカーテンが開けられる。
「隣に病人がいんだ。出てけ」
「い、樹っ!?」
「キャッ」
「出てくから、ちょ、カーテン閉めてくれ」
カーテンが閉まり、そして、
「悪かったな、樹」
そう颯太の声が聞こえ、保健室から出て行った。
……樹?
シャーッと、カーテンが開けられた。
「っ!!」
「いつ…っ」
と、その時…
樹が、私を抱きしめた。
「辛いなら、泣くなら…俺にしろよっ!!!」
「え……」