大切なもの

「あんま、他の奴にに沙和の脚、見せたくねぇんだけど」

「っ/////」
なに、それ…//

「ゎ、私は、颯太だけ、だから…」
「知ってるけど?」

なんて笑い、私の手を握り集合場所へ向かった。
集合場所は、公園だった。
そこにはたくさんの人が来ていた。
颯太の周りに男子が集まる。

「よ〜、颯太!元気してたか?」
「おう!お前は相変わらずみたいだな」
「まぁな(笑)それよか、お前、亜弥とどうなったわけ?」
「あ、俺も気になってた!お前、死人みたいに落ち込んでたからな」
「っ、」
ズキン、と痛む心。

「亜弥のことは、忘れようとしてるよ」

ちょっと、苦しそうに顔を歪めた颯太。

分ってるよ、大丈夫――……。




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