ビー玉



そのうち静かに暮れなずむ部屋



白い籠はオレンジに輝き



白い鳥も夕陽に溶ける



鳥は上手に唄っている



見えなくなって行く窓のそと眺め



明日も来てね…と唄ってる



窓の向こうのよく似た鳥が



そこにいるかの様に唄ってる



きっといるね…と信じながら



明日も来てね…と話している



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